2017年05月30日

なが~く満足する家を建てるために

どんな家を建てたら、なが~く満足して頂けるか・・・。
自然素材を使ったいい香りの家、豪華な設備をつけた家、デザインにこだわった家、コストの安い家。
私はこの業界で、20年以上いろんな家造りをしてきました。
引っ越し直後に感想を聞くと、こだわった内装、デザイン、設備など『満足よ!』と言ってくれる人はいませんでした。
12年前に自宅を建てて、省エネ基準の家は思いのほか『暑く』『寒い』事を知り、紆余曲折。

たどり着いたのは、九州ではなく北海道省エネ基準の家造り。
OBさん宅に、冬、お邪魔すると『寒くないから楽ばい』『いろいろこだわったけど、暖かいのが一番』

『引っ越して一年半、エアコンもストーブも買わんかったけど、そろそろ買います。』

こんな喜びの言葉をいただけるようになりました。
嬉しいことに、この喜びの言葉は、毎年冬にお邪魔するたびに、いただけます。

ちなみに、私たちが手掛ける家が一般の住宅と、どれくらい違うかというと
ある冬の寒い朝
築30年くらいの家5~7℃
築15年くらいの家10~13℃
最近の省エネ基準の家13~15℃
私たちの造る家16~18℃。
このような感じです。

満足がなが~く続く家を造るために、本当の高断熱を考えてみてはいかがでしょうか。

そのためには、惑わされない基準(数値)を頭に入れておいたほうがいいと思います。基準がなければ、
建主『お宅の会社は暖かいですか?』
営業マンA『ご安心ください。高性能な断熱材をたっぷり入れてますから』
営業マンB『当社は外断熱工法です。ご安心ください。』
営業マンC『次世代省エネ基準。安心ください。』
建主『あっ。そうですか』
っていう感じで、信用するしかないわけです。

きちんとした性能を知るには
『お宅の会社のU値とC値はどのくらいですか?』こんな感じで聞いてみてください。

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住み続けて暖かさを実感するには
U値=0.6以下
C値=1.0以下 これくらいの数値が最低のレベルです。

青森、岩手の省エネ基準に相当します。
U値とは、熱が逃げる量。小さいほどいい。
弊社平均 0.5

C値とは、家の隙間の量。
弊社平均 0.5

理屈っぽい話ですが、本当に大切なところです。
本当に暖かい家は、いいですよ。

暖かい家だと、家中開けっ放し。
暖かい家だと、小さなエアコンでゆっくり運転
電気代も少ない。いいことばかりですよ。
もう一度、繰り返しになりますが、あったかさを実感するには
U値=0.6以下
C値=1.0以下

最低、これくらいの家を建てる会社を選びましょう。


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ギガ換気

necchuushou.png年々、暑さが厳しくなってきています。『熱中症は外で起こっているんじゃない!家の中で起こっているんだ!』何かのドラマのようなセリフですが、悲しいことに運動中の人よりも、圧倒的に家の中で熱中症になる方が多いのが現状です。

真夏、直射日光で暖められた車の中は、アタッシュボードの上で75度近く、中は60度近くなっています。
実は家も同様に屋根瓦は70度、鉄板の屋根だと90度近くなります。
その熱が伝わり屋根裏は、60度。今時の家は、雨の侵入を考慮したいろんな形で換気部材がついています。

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車だと、窓を全開にして、クーラーをつけると数分で涼しくなりますが、一般的に付けられている程度の換気部材では、屋根裏を劇的に涼しく出来るほど効果はありません。圧倒的に換気量が少ないからです。

通常の基準の3倍程度、換気させると屋根裏は5度涼しくなります。
私たちの造っている家は、屋根の形状によって変わってきますが、基準の5倍から10倍の換気を行っています。
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夏にお年寄りが家の中で熱中症!こんな家を私は決して造らない。