2021年12月01日

開放型の暖房器具は使わないで

石油ファンヒーター暖かくて気持ちいいですよね。 家を建てる方にお願いしている暮らし方ですが、開放型の石油ファンヒーターは使わないでくださいとお願いしています。

あなた『えっ!どうしてですか?エアコンだけだと、部屋って暖かくならないですよね』

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昔の家だったり、断熱気密が中途半端な家は、エアコンの部屋の上だけあったかくて、下から隙間風が入って、足元は寒く、床は冷たいすよね。当社では、、しっかり気密・断熱をしてますから、エアコン1台で家全体暖まりますよ。 今どき高気密・高断熱を謳っている会社で建てた家で、開放型の石油ストーブ・石油ファンヒーターを使っていたら、間違った使い方をしていたら、死にます。

一酸化炭素中毒の危険性

開放型の石油ストーブや石油ファンヒーターなどは、室内の酸素を使って燃焼し、排気ガスを室内に出します。換気をしないで、これらの暖房器具を使い続けると、室内が汚染し、酸素濃度が低下します。酸素濃度が低下してくると、不完全燃焼が進み、一酸化炭素中毒を引き起こします。

ちなみにここでいう、換気とは換気扇の使用や、窓を開けることです。 『空気清浄器をつけるからOK!』と言った方がいますが、空気清浄機には一酸化炭素を除去する機能はありません。

年間4000人の方が一酸化炭素中毒で亡くなります。東京消防庁の調査では、一酸化炭素中毒により救急搬送された人のうち、6割以上は入院が必要とされる中程度以上と診断されています。一酸化炭素中毒の症状は、軽度ですと、頭痛・だるい・ぼ~っとする・眠くなる・吐き気・耳鳴りがする。これだと、『風邪をひいたのかな?』と思って、早く寝ようとそのまま寝ている間に、一酸化炭素中毒の症状が重度に進行します。体がだるくて、頭痛かったら、そのまま寝ちゃいますよね。

重度の症状ですと、めまいがする・視界がぼやける・呼吸困難・意識はあるのに手足がしびれて体が動けない。意識低下となります。 また、燃焼によって呼吸器に悪影響を及ぼす窒素参加化合物(VOC)が室内に排出されます。 呼吸器に悪影響を及ぼすので、喉が痛くなったり、咳が出るなど、喘息持ちなどのアレルギー体質の方は、特に控えてください。

そして、これらの開放型の暖房機器は、室内に水蒸気を発生します。冬は乾燥気味だから、ちょうどいいと思うかもしれません。灯油1リットル燃やすと、1.13リットルの水蒸気を室内に発生させます。 『結露しにくい樹脂サッシ』『断熱をしっかりしている家』でも、窓辺で結露して、水に代わり、カビやダニの発生を促す原因になります。

ストーブにの上にヤカンやお鍋の組み合わせは、昔の家だから出来るのです。

もし、『火や炎を見たい』などのストーブに憧れるのであったら、汚れた排気を外に出す、ペレットストーブやガス暖炉などいかがでしょうか。室内の空気を汚染することなく、火の揺らめきを楽しめます。