キッチンレンジフードの使いわけ

DSC_0025.JPGキッチンのレンジフードの使い方ですが、レンジフードの換気能力は非常に高く
・強運転:440~530m3/h
・中運転:300~350m3/h
・弱運転:180~240m3/h
・常 時:135~170m3/h
と結構な換気量があります。

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魚焼きグリルや揚げ物や炒め物は「強」
煮物やスープ類、湯沸かしなどは「中」もしくは「弱」

もちろんニンニクを使う時は「強」目玉焼きくらいなら「中」などして使い分けましょう。

レンジフードを上手に使うには、空気の入口を確保することです。換気のためには、排気と同等の給気量が必要です。

今の家は気密性が高いため、そのままでは給気不足になってしまうことも考えられます。
給気は不足すると、吸い込み不良や換気扇からの異音、すきま風の音が大きくなる、汚水の臭いが上がってくる、玄関や室内ドアの開閉が重くなるなどの可能性があります。

時々、調理の際はいつも「強」にしていると聞いたりします。しかし、ここ10年、15年のレンジフードは換気能力が十分に高いので、よほどのことがない限り「中」「小」の使い分けで大丈夫です。
仮に30坪の家で、「強」を1時間使うと、家全体中の空気が2.3回出ていくわけです。そうすると、冷暖房をした部屋の暖かい・涼しいといったせっかくの空気を逃がしてしまいます。

ちなみに「常時」の使い方ですが、調理後の油煙や食洗機から出る湯気、臭いが気になる場合に、10分~20分程度使うのがおすすめです。

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