耐震等級3をとると地震保険が安くなる!?

jisinhoken.png『耐震等級3をとると地震保険が安くなる』『地震保険料は高いから、耐震等級3を取った方が、工事費と地震保険含めても、トータル的に安くなる』そういう事をネット等で調べたり、知っている方もいらっしゃいます。

半分当たってますが、半分は違います。地震保険ですが、耐震等級3を取っていたら、耐震等級3にかかる費用より、地震保険に支払う料金が安くなるとあります。福岡県・佐賀県の地震保険は、全国に比べると、比較的安価になります。千葉・東京・神奈川・静岡・徳島・高知は、地震保険が高額です。一般的な木造住宅で、福岡・佐賀に比べる年間15万円ほど、高くなります。耐震等級を取ってない家だと、工事費1000万辺り、38,900円です。仮に3000万の家だと、年間116,700円になります。
ph03.png5年で583,500円になります。耐震等級3を取ると、5年間の保険料は、半額の291,750円。千葉・東京などは、耐震等級3を取って、長い目で見た際、地震保険料を安くした方が耐震等級3にかかる構造費など含めて安いといえます。

地震保険が全国で大きく差があるのは、今後地震が起きる可能性が高い所、地震が起こった際に被害が大きい所ほど、保険料が高いです。いうなれば、佐賀・福岡は地震が起こる可能性が低いので、地震保険料が安いです。
そう考えると、『佐賀・福岡で耐震等級3はそんなにメリットないのでは?』と思うかもしれません。また『耐震等級3とって無傷で住み続けれるなら、地震保険いらないのでは?』と思うかもしれません。

耐震等級3というのは、あくまでも安全の指標です。『耐震等級3を取って、地震保険に加入しない』という選択ですが、地震が仮に起こった際、建物が揺れて、物が倒れて、火災が発生する可能性があります。料理中の火災が多いと思うかもしれませんが、実際は電気火災が半数以上です。タンスなどが倒れて、倒れた下の電気のコードが断線して、燃えやすい物に移ってからの火災。また、電気ストーブ等の暖房器具の上に、タオル等が落ちて火災になったりします。地震保険に入っていない場合、地震が原因で火災になっても火災保険ではなく、地震保険の取り扱いになるため、保険料は支払われません。
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日本は地震大国で、いつどこで地震が起こってもおかしくない国です。マグニチュード6以上の地震が、全世界の20%は日本周辺で発生しています。最近では、大分・東京大平洋側で地震が起こっており、南米チリでも大平洋プレートの動きが活発です。福岡では7つの活断層が確認されています。福岡・佐賀での地震の可能性は、全国的に比べたら低いかもしれませんが、今後30年以内に震度6以上の地震が来る可能性は否定できません。福岡では7つの活断層が確認されています。特に福岡県南部が被害が大きくなると想定されています。

何を大事にするかは、人それぞれですが、やはり

『耐震等級3』『地震保険』
は、これからの時代、お得とか安くなるとかではなく、かけるべき費用ではないでしょうか。

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