共働き世帯の注文住宅に求められること

tomobataraki.png共働き世帯が一般的になり、共働き・子育て世帯が、生活しやすい家について。
全世帯の70%近くが、何らかの共働き世帯です。
家事にかける時間の使い方から、生活習慣・生活スタイルの変化・便利家電の活用により、家づくりの形も変わってきました。

DSC_0042.JPG【玄関・ホール】
・玄関はいってすぐのただいま手洗い
 コロナ禍から、最近では6割くらいの方が『ただいま手洗い』の動線で、リビングに入っています。

【キッチン】
・冷凍庫の設置
・ウォーターサーバーの設置
・浄水器
・調理家電の活用
・パントリー
 
 最近特に感じるのは、冷凍庫やウォーターサーバーを設置する家庭が多いことです。また、食品ストックや調理家電を収納するパントリーを希望する方も増えています。

DSC_0045.JPG【洗面脱衣室】
・スロップシンクの設置
・室内物干し室・衣類乾燥機の設置

小さいお子さんがいらっしゃる家庭に増えてきました。3割から4割の方がスロップシンクをつけています。靴を洗ったり、衣類の付け置き洗いなど便利です。
共働き世帯の8割以上が、室内干しをすることがあります。最近は、室内物干し室専用の部屋(4割)、そして、衣類乾燥機(2割)をつける方も増えてきています。


【衣類収納】
・個別の収納から、ファミリークローゼットとして、家族全員分の衣類を収納。
特に、洗面脱衣・物干し室・ファミリークローゼットの動線が重要になってきます。

【リビング】
・ロボット掃除機の活用

共働き世帯は増えていますが、家事・育児の負担割合は、圧倒的に女性が多く、名もなき家事まで含めると、食材や消耗品・日用品の買い物は、極力抑え、ストックを収納する場所も必要になってきます。
賃貸や建売とは違い、注文住宅では、ご家族の暮らし方に応じた間取りや動線・収納の工夫と、便利家電(特に、衣類乾燥機・ロボット掃除機・食洗機)を活用することで、家事子育てに追われない自分だけの自由な時間を手に入れることが出来ますよ。

照明について

001.png 照明には、主に3つのタイプがあります。電球色だと、落ち着いたくつろげる空間になり食材などが美味しく見えます。ちょっと雰囲気の良い飲食店では、照明も一役も二役もかっていて、少し薄暗いかな?という演出をしています。
昼白色には、さわやかで活気のある明るさ重視の空間になります。勉強する際や、読書、アイロンなど、作業する際は昼白色です。温白色は、電球色と、昼白色の間になります。電球色と昼白色の間に悩んだら、温白色にする場合が多いです。

C01061.jpgしかし、決めきれない。どちらが良いのかわからない。また、リビングなどはいろんなシーンで使いたいと思ったら、リモコンで調光・調色出来る照明をおススメします。リモコン・スマホで点灯・消灯が、食事やだんらん・読書などのシーンに応じて、明るかったり、落ち着いたりといった演出できます。

我が家は、ダイニングとリビングをリモコンで調光・調色出来るようにしました。オーデリックの照明です。本を読んだり、パソコンを触る際は、昼光色にして、食事の際は電球色にしています。
それ以外の廊下やキッチン・寝室等は全て温白色にしています。温白色にしたのは、室内での移動で、急な光の色の変化によるちょっとした心理的なストレスが起こらないようにです。
家が出来て、4年経ちますが、オーデリックの照明にして良かったなぁ。