衣類乾燥機のある暮らし

家が出来て、4年経つ。
今まで、払ってきた家賃が馬鹿らしくなるほど、家を建ててヨカッタと思う。
収納・動線・建具・杉のフローリング・・・全て満足でした。

 しかし、それ以上に一番に生活が変わったのは、ガス。ひとえにガス乾燥機です。
洗濯物を干す、取り込むの手間が100%無くなります。
1日40分は自分の時間が出来ます。これは、共働きの身には非常に助かります。

ドラム式の洗濯機にも乾燥機能がありますが、終わるのに4時間くらいかかります。
ガス乾燥機は、60分以内でキレイに乾燥してくれます。

 雨や花粉など、天候を気にしなくてもいい事。
また、洗濯物を干していた頃は、大型のシーツなどを干すと、干す場所に困っていましたが、全く気にしなくていいこと。
衣類やタオルからの繊維ゴミもガス乾燥機のフィルターで収集するので、家の中のホコリが格段に少なくなること。

 最近は、物干し室をつける方も増えてきていますが、物干し室で畳んだり、アイロンをかけるよりも、
私はリビングでTVドラマなど見ながら、洗濯物を畳むほうがあっています。

 あと、ダニですが、ダニは洗濯しても、洗剤に一週間つけていても、死なないくらい強力です。
ダニを退治するには、繁殖させない。卵のうちに洗う。こまめに洗う事
そして、ダニが死滅する60℃以上でしっかり乾燥させることです。
 
60℃以上というのは、洗濯機の乾燥や、浴室乾燥機にはないので、やはりしっかり乾燥させてくれるガス乾燥機は、おススメです。

良かったオプション⑨リンナイ デリシアのガスコンロ

Iデリシアのガスコンロ

当社で家を建てる方の約7割が、IHを選びます。ガスの方は少数です。
私は、ガスを選びました。IHは2か所+グリルや3か所、同時に加熱すると、少し制御されます。
ガスを選んだ理由は、煮物や味噌汁などの煮る調理はIHと変わりませんが、玉子や魚、肉などを焼く火力が違うので、焼けた際の水分量が減って、食感に差が出ます。
私は料理下手を火力で補う手法を選びました。というより、私よりも家人がこだわっていました。

 プロの料理人はガスを選びます。クッキング番組などに出てある料理人も、ガスコンロが多数です。
さらに、こだわるプロの料理人の方などは、都市ガスの入っている地域でも、プロパンガスで調理してます。(都市ガスよりプロパンガスの方が火力が強いです。)
 IHと違い、ガスコンロのメリットは、鍋やフライパンを選ばない事です。IHでは難しい、ホットサンドメーカーなども使えます。
 ガスコンロを懸念する方の多くが、お手入れが面倒!となり、IHを選択されます。しかし、ガスの五徳などは、毎回、食洗機に入れて、食器と一緒に洗うと、お手入れの煩わしさは、皆無に等しいです。

 デリシアのガスコンロで出来るのは、魚焼きグリルで専用のダッチオーブンが使用できます。
とは言っても、私の場合は、もっぱら、お米を炊くこと。焼き芋を焼くことが多いです。
日本の主食はコメガスで炊いたご飯と、炊飯ジャーで炊いたご飯、レンジで温めたご飯、どれも同じお米でも、食感が全く違います。ガスで炊いたご飯が、やはり一番おいしいです。
焼き芋が好き寒くなる冬は、焼き芋や、里芋なども美味しいです。

 
 リンナイは、【+R RECIPE】というアプリがあり、食材等を入れて、アプリからオート調理が出来ます。一緒の付け合わせの副菜などのレシピを検索できるので、活用しています。マンネリ化した料理からの脱却もはかれます! 無水料理や低温調理もあります。料理にこだわりたい方、丁寧な暮らしをしたい方、家族に喜んでほしい方におススメしたいコンロです。

 コンロの幅が、60cmと75cmとありますが、選んだのは75cmを使用しています。コンロの幅が広くなると、その分、作業スペースが狭くなります。
3年経った今も、ガスコンロにして良かった!そして、リンナイのデリシアは良かった!私の満足度は、かなり高いです。
 
 追伸
 キッチンのグレードを上げても、ガスコンロにしたからといって、料理の腕前が劇的に変わることはありません。
しかし、キッチンに立った際の、日々のモチベーションと、料理に対する意気込みは、かなり高くなるかと思います。

IH・ガスコンロのそれぞれのメリット

IHコンロのメリットは、ガスの基本料金・使用料がかからないところ、
そして、自動消火すること。
そして、お手入れがラクなこと。
また、周りに周囲に油等を飛ばさないのもいいところです。
得意な料理は、煮ること。お湯を沸かしたり、味噌汁や煮物系は、ガスに引けをとりません。
不得意なところは、災害時の停電。
そして、使う鍋やフライパンといった料理器具を選ぶこと。油で揚げたりする際、ガラストップが薄く汚れやすい事。
壊れにくいところは、壊れにくいのですが、電子制御なので、運が悪く2~3年で壊れるところもあります。
IHの中に、ゴキブリが入っていたりとかで、使えなくなります。

ガスコンロのメリットは、停電の際も使えること。
最近のガスは、震度4以上で自動消火したり、時間設定しなかった30分で自動消火したり、賢いです。
デメリットは、パネルの油を飛ばすこと。基本料金がかかる事。
そして、五徳の掃除が面倒な事・・・でしょうか。
鍋やフライパンを選ばないのは嬉しい限りです。キャンプ用に購入したスキレットや土鍋・ホットサンドメーカーなど、使いまわしが出来ます。
得意な料理は、焼くこと。焼き魚や目玉焼き、チャーハンやウインナーの食材の水分を飛ばして、パリッ、カリッの美味しさは、ガスならではです。
半熟のオムレツやフライパンをゆすったりする方には、ガスはおススメです。
料理人や料理研究家は、IHはガスを愛用する方が大半です。火力は、IH<都市ガス<プロパンガスの順で強いのですが、プロの料理人でこだわっているところは、都市ガスが入っているところでも、プロパンガスを入れて調理するお店もあります。
ガス炊飯器を購入する方も、いらっしゃいます。ガス炊飯器のお米は、電気と違って、一気に過熱するので、美味しさが違います。最近のガスコンロには、土鍋でお米が自動炊飯機能もあるので、ガス派は嬉しいです。

面倒な、五徳の掃除ですが、毎日、使用後に食器洗乾燥機に入れています。


部屋干ししない生活

 室内干しをしている部屋としてない部屋では、洗濯物を干している部屋のダニは2倍以上多いです。
 梅雨の時や雨の日に、洗濯物をどこで、どうやって、乾かしていますか。

一番してはいけないのは、カーテンレールに洗濯物をかけること。
カーテンにもカビが生えます。クロスや窓枠にカビが生える可能性もあります。

干す場所を選ぶなら、浴室がベストです。浴室は濡れてもいいように、もともと作ってますから。洗濯物からの水蒸気から、ダニが増えることもありません。
そして、除湿機を置いて、浴室の換気扇をまわすと、より早く乾きます。

洗濯物が多く、また、どうしても部屋干しをする場合に、乾燥にかかる電気代を考えるなら除湿機、時間を考えるならエアコンになります。
エアコンは扇風機(サーキュレーター)と併用すると、洗濯物の間に湿気を滞留させないので、さらに乾燥にかかる時間を短縮でき、電気代を抑えられます。
 思いの他、高いのは、浴室乾燥機。夏場だと、100円前後、冬場だと170円近くかかります。

 浴室乾燥機は、大きな室内で、ずっとドライヤーをかける感じなので、乾燥にはコストがかかります。 また、扇風機だけだと、洗濯物に風を宛てて、洗濯物は乾きますが、湿気を室内にまくので、湿度が上昇し、カビが生えやすい環境になり、よくありません。洗濯機の衣類乾燥ですが、ヒートポンプ式、低温風パワフル乾燥式も高温になりすぎないので衣類の傷みが少ないです。
 しかし、電気式はどうしても高く、熱が上がらず、ダニを死滅させることは出来ません。
(ダニを死滅させるには、60度以上の高温が必要)また、洗濯・脱水・乾燥の3つの機能があるので、機械が複雑になるため、どうしても壊れやすくなります。
 ちなみに、一番いいのはガス乾燥機です。
メリットは短時間で、高温(110度や130度)で乾かすので、ダニを確実に死滅させます。

 ガス乾燥機を使うと衣類についているダニは確実に死滅します。そして、部屋の中のホコリも劇的に減ります。ホコリの成分は、半分以上が繊維くずです。
乾燥機を使うと、我が家の夏の一回の洗濯から1g左写真くらい繊維くずのホコリが発生します。乾燥機で繊維くずを取るので、家の中の繊維くずが少なくなります。
 その結果、家の中のダニも減ります。

 ガス乾燥機を使うと、洗濯物がふんわりします。シワ等出来ないので、Yシャツ等のアイロンも一切不要です。デメリットは、Tシャツやカット―ソーなどの衣類が縮みます。

私が家を建てる際、いろんなわがままを言いました。そして、今思うのは、家を建てて、一番良かったのは、ガス乾燥機です。共働きの方、干す手間、取り込む手間がなくなるので、一日の30分近くの時短になります。喘息等のアレルギーのある方、ホコリが劇的に減るので、アレルギー症状の緩和になるのではないでしょうか。